リモート研究会

リモート研究会(令和5~6年度)

R6年度より開催されることになった、ZOOMによる「リモート研究会」の記録です。現在、年2回のペースで開催する計画となっています。

コーヒーを飲みながら、気軽に誰でも参加できる雰囲気が特徴の研究会です。事前に、テーマとID・パスワード、URL(QRコード)を郵送でご案内します。スマホ・PCどちらでも、参加可能です。ZOOMのサポートも致しますので、使い方に不安のあるかたは、事務局までご相談ください。

令和6年度

第1回

  • 【日時】 2024 年 8 月 20 日 19:30 より
  • 【参加者】 8 名
  • 【テーマ】 “虫”
事務局

会員山口拡氏より「虫にまつわる民俗あれこれ」と題しての話題提供があった。このテーマについての蓄積が「養蚕」に偏りがちであるという指摘から、暮らしの中で人々がどのように虫とかかわってきたのかについて、各地域の様々な事例を話し合った。山口氏からは会津美里町の虫送り行事などが紹介され、参加者からは、相馬野馬追と虫との関り、白河の虫送り行事についても、画像をもとに紹介がなされた。

第2回

  • 【日時】 2025 年 3 月 16 日 16:00 より
  • 【参加者】6名
  • 【テーマ】「福島県内の民俗誌をよむ(1)」
事務局

初の文献講読の試みとして、会員大里正樹氏より「福島県内の民俗誌をよむ(1)」と題して、話題提供があった。今回のテキストは昭和9年版の『郷土生活研究採集手帖』のうち、杉浦健一(1905-1954)による昭和初期の福島県大沼郡中ノ川村(現在の柳津町域の南西部)の調査記録(翻刻)をテキストとした。記述内容について、参加者のそれぞれで記述内容に関する質疑応答や補足を行いながら精読した。

令和5年度

  • 【日時】 2024 年 3 月 27 日 19:30 より
  • 【参加者】 7 名
  • 【テーマ】 信仰に関わる「石像」「動物像」
事務局

会員鑓水実氏より、「県南地方の狛犬について 高遠石工 小松利平とその系譜」と題しての話題提供があった。
中島村の川田神社の狛犬(中島村指定文化財)の写真等をもとに情報・意見の交換を行った。
さらに、いわき市内、相馬市内で参加会員が気になる石仏・石塔などの写真も紹介され、石造物に対する興味関心を高めることができた。また、会員相互で情報を共有することにより、調査の際に会員の求める事例がないかを確認し合い、さらに情報交換を深めていこうという意識も高まった。

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