『福島の民俗』40号 2012年3月
大迫徳行会長の逝去を悼む
- 大迫徳行前会長を悼む 佐々木長生
- 追想 大迫徳行先生 田母野公彦
- 追悼の辞 岩谷浩光
- 前会長大迫徳行先生を偲んで 今野昭八郎
- 大迫徳行先生を偲んで 伊藤清和
- 大迫徳行先生の思い出 石井克玖
- 先生なりのダンディズム 岩崎真幸
- 設立四〇周年にあたって 佐々木長生
論文/報告
- 『会津農書』にみる農耕儀礼 佐々木長生
- 村落の実相 加藤義久
- 近世史料にみる福島の馬頭観音信仰 野沢謙治
- 「妊産婦記録簿」にみる出産と出産年齢―サンバ目黒光枝氏の記録から 鈴木由利子
- 明治二十五年、行方・宇多郡の祭礼―福島県神社庁文書から 岩崎真幸
- 東日本大震災の記録―原発事故影響下のカオスの中で 石井克玖
研究ノート
- 現代実話物語 岩谷浩光
民俗短信
- 消えた音源―わが下手渡 菅野拓
- 『孝行和讃』 岩谷浩光
『福島の民俗』総目次(創刊号~40号)
『福島の民俗』39号 2011年3月
2010年度公開講演
相馬の鮭川をめぐって 赤羽正春
論文/報告
- 戦時下の二本松神社例大祭 喜古康浩
- 『会津農書』にみる鉄製農具と鍛冶民俗 佐々木長生
- 「青年会」の活動と稲番―旧大甕村、明治時代中期の区有文書を通して 岩崎真幸
研究ノート
- 愛宕花園神社社殿のあゆみ 吉田博令
- 全民連(全国民俗芸能保存振興市町村連盟)総会の案内
書評/書誌紹介
- 石川純一郎『栗生沢民俗誌』(南会津町教育委員会)
- 南相馬市博物館市史編さん係編『山手の民俗―金房村を中心に』(南相馬市)
『福島の民俗』38号 2010年3月
2009年度公開講演
男性産婆のいた時代-わが国における近代出産文化史の再構築のために- 板橋春夫
論文/報告
- 『会津農書』にみる馬の民俗 佐々木長生
- 会津地方の鳥追い歌-悪口歌を中心に- 後藤麻衣子
- 二本松神社例大祭の「呼び起こし」行事考察 喜古康浩
- 二本松藩領内の宝暦型太鼓台の発生と文政二年型太鼓台への造り替え-福島県内の祭礼囃子の源流 その十二- 相原達郎
- 生活の中の「養兎」-昭和十年代の福島県にみる- 渡部恵一
- 『遠野物語』挿入図版についての考察 岩崎真幸
研究ノート
- 昭和初期の農村生活-玉川村小高区有文書より- 岩谷浩光
- 愛宕花園神社の子育詣りについて 吉田博令
書評・書誌紹介
- 『人の一生と暮らし-人生儀礼・民間信仰-:会津若松市史25』(会津若松市史研究会/執筆・佐々木長生)
- 『磐城技藝家小傳:いわき新書1』(大須賀●※軒/校注・夏井芳徳) ※●は竹冠に均
- 『じゃんがらじゃんがら:いわき新書2』(夏井芳徳)
『福島の民俗』37号 2009年3月
※残部僅少
2008年度公開講演
『会津農書』の民俗世界 佐々木長生
論文/報告
- 『福島中央新報』記事を基にした戦後の二本松神社例大祭の変遷 喜古康浩
- 近世、中通りにおける薬師信仰 野沢謙治
- 『出産にとものう民俗』-安藤紫香氏による奥会津の記録 鈴木由利子
- 白河市の関山信仰について 岩崎真幸
資料紹介
- 吉田家文書について 吉田博令
書評・書誌紹介
- 『ふくしまの市と市神』(大山孝正)
- 『原町市史』第11巻旧町村史(南相馬市)
- 『海辺の民俗-福浦村を中心に』(南相馬市)
『福島の民俗』36号 2008年3月
東北地方民俗学合同研究会公開講演
食の文化の可能性と地元学 結城登美雄
論文/報告
- 福島県訓令による会津地方の『郷土誌』に関する研究―金山町沼沢尋常小学校の『郷土誌』を事例として― 後藤麻衣子
- 近世会津における薬師信仰 野沢謙治
- 馬をめぐるフォークロア―「猿牽」を中心に― 佐々木長生
- 天神様などについて 吉田博令
書評/書誌紹介
- 『福島県の民俗技術―福島県民俗技術調査報告書』(福島県教育委員会+財団法人福島県文化振興事業団)
- 『表郷村史』第三巻民俗編(白河市)
『福島の民俗』35号 2007年3月
- 特集 福島県の野鍛冶技術
南相馬市の野鍛冶―農業近代化と犂製作技術の系譜― 二本松文雄 - 三春城下町の野鍛冶 平田禎文
- 奥会津の野鍛冶―鍋鍬づくり記録映像の制作を通して― 鈴木克彦
論文/報告
- 二本松最古の太鼓台写真とその背景を探る 喜古康浩
- 福島県訓令による会津地方の『郷土誌』に関する研究―只見町の『郷土誌』を事例として― 後藤麻衣子
- 眼病平癒を祈願する田植踊―南津島の歌詞の梵字から― 折橋豊子
- 南相馬市小高区の箕作り技術―素材の採取から製品まで― 岩崎真幸
資料紹介
- いわきの獅子舞について 付参考資料 吉田博令
書評/書誌紹介
- 『原町市史』九 民俗(南相馬市)
- 『楢葉の民俗 暮らしの足あと』(楢葉町教育委員会)
『福島の民俗』34号 2006年3月
特集 民俗行事の保存と継承をめぐる今日的課題
- 福島県における無形の文化財調査の現状と課題 大山孝正
- 「残す」ことと「使う」こと―映像記録作成の現状と課題― 鑓水実
- 行事の「発見」と映像記録 榎陽介
- 白沢村の祭り・行事―養蚕との関わり― 斎藤由美子
- 民俗行事の継承―いわきの鳥小屋の変遷― 太田史人
- シンポジウムに参加して 石井克生
論文/報告
- 八茎鉱山と銅カラミ 佐藤次郎
- 福島市柳町太鼓台の出自を探る 喜古康浩
- 福島県会津地方における雪室―子供の遊び場として― 後藤麻衣子
- 方法としての写真 岩崎真幸
研究ノート
- 愛宕花園神社旧来七祭りについて 吉田博令
民俗短信
- 民俗家小言 三瓶源作
- 田植えの方法 吉田博令
書評/書誌紹介
- 『会津学』一(会津学研究会)
- 『矢吹町史』第五巻・民俗編(矢吹町)
『福島の民俗』33号 2005年3月
※在庫なし
- 岩崎敏夫先生を偲んで 大迫徳行
- 岩崎敏夫先生を語る―岩崎敏夫初代会長を偲ぶ
- 柳田国男先生の本当の弟子 秋山政一
- 忘れられぬ思い出 安藤紫香
- 岩崎敏夫先生を偲ぶ 鹿野正男
- 岩崎敏夫先生の御帰幽を悼む 岩谷浩光
- 岩崎敏夫先生を偲ひて 木口勝弘
- 追想 岩崎敏夫先生 田母野公彦
- 岩崎敏夫先生を偲んで 懸田弘訓
- 岩崎敏夫先生を偲んで 吉田博令
- 岩崎敏夫先生の教え 佐々木長生
- 小魚や小鳥獲りの想出―食生活と密接に関連 渡部行
- 製鉄技術者としての熊田嘉門 佐藤次郎
- 南奥の義経伝説 木口勝弘
- 『会津農書』にみる田植えと民俗 佐々木長生
- 位牌を分ける習俗 岩崎真幸
- 神子について 吉田博令
- 本山修験須賀川徳善院の終末―「御一新森御殿御達書」を中心に― 加藤義久
書評/書誌紹介
- 『会津若松市史』23民俗3
- 『伊南村史』6民俗編
『福島の民俗』32号 2004年3月
公開講演会講演要旨
帝釈山間地における餅食について 柏村祐司
論文/報告
- 民俗調査と映像記録―「只見の漁と鮨」をめぐって 榎陽介
- 『会津農書』にみる焼畑 佐々木長生
- 妙見神社 吉田博令
- 自治体史民俗編のありかた 岩崎真幸
- 史料『天保農行記(抄)』下 加藤義久
書評/書誌紹介
- 『会津只見の方言』
- 『三島のサイの神』
- 『ふくしまの冠婚葬祭』
- 『住まいと暮らし』
- 『会津の歴史と民俗』上・下
- 『蚕と絹の民俗』
- 『鹿島町史』6民俗
『福島の民俗』31号 2003年3月
※残部僅少
- 和田文夫先生を偲んで 大迫徳行
和田文夫先生というひと―和田文夫前会長を偲んで - 和田文夫さんのこと―和田さんの文学性 岩崎敏夫
- おっつけ参上の折に 秋山政一
- 一番忘れられぬ思い出 安藤紫香
- 和田文夫先生の逝去を悼む 鹿野正男
- 追悼辞 岩谷浩光
- カラミレンガと和田文夫先生 佐藤次郎
- 故和田文夫先生を偲んで 大方助左ヱ門
- 追想和田文夫先生 田母野公彦
- 和田先生の教え 佐々木長生
- 和田文夫先生の印象 岩崎真幸
- 雛祭りにおけるお吊し物 山崎祐子
- 民俗学における「恋愛」「結婚」 石井克生
- 松川浦の「網代」について 佐々木長生
- 「虫送り」と「虫供養」―福島県三島町の事例を通して― 岩崎真幸
- 祖母八重の『病気容体日記』―医療と見舞い品を見る― 岩谷浩光
- 史料『天保農行記(抄)』上 加藤義久
『福島の民俗』30号 2002年3月
※残部僅少
- 藩御用木地師の最後 安藤紫香
- 半田銀山坑内稼業の覚書 佐藤次郎
- 福島の安倍晴明伝説 木口勝弘
- いわきの年中行事―四月から八月― 吉田博令
- 近世回国行者野田泉光院の旅―奥州南部に視点を当てて― 岩崎真幸
『福島の民俗』29号 2001年3月
※残部僅少
- 青年学徒坂内亀彦の地域研究の試み―松岡静雄・山田孝雄・柳田國男との書信の交換を通じて― 岩本由輝
- 石川郡石川町母畑地区の昔話伝承 伊藤清和
- オニンギョウサマ製作の習俗―船引町内の藁人形― 岩崎真幸
資料紹介
- 「安永五年長沼領滑川村御霊大明神奉納自神楽誉言葉」とその解説 加藤義久
民俗短信
- 「神代文字」に思う 岩谷浩光
『福島の民俗』28号 2000年3月
※在庫なし
山口弥一郎先生を悼む
- 山口先生と私 岩崎敏夫
- 山口弥一郎先生を偲ぶ 和田文夫
- 山口弥一郎先生を偲ぶ 鷲山義雄
- 山口弥一郎先生略歴
- 文字を聞く・文字を語る―ホンヨミの民俗誌― 川島秀一
- 福島県の鍛冶技術 佐藤次郎
- 東照権現(壇)と御塚権現と 大迫徳行
- 学習指導要領にみる「民俗学の成果」の活用について 合原香須美
- 会津地方の山塩生産に関する資料―只見町塩沢を中心に― 佐々木長生
- 屋根裏の呪物・「おかまさま」を祀る―安達町を中心として― 鴫原仙吉
資料紹介
- 「文政六年三月松平越中守所替ニ付本山修験宗徳善院寺内取調書上申帳控」 加藤義久
『福島の民俗』27号 1999年3月
※在庫なし
- 多様化した生活の把握を 大迫徳行
- 土葬のころの村定め 安藤紫香
- 南会津郡伊南川流域の経塚と水害―南郷村大新田の石経稲荷をめぐって― 酒井淳
- 木口訓重について―神宮大内人と御師の発見― 木口勝弘
- 現代の葬送儀礼における「主体」の問題について 合原香須美
- 藁人形の民俗―福島県・茨城県の分布から― 石井克生
- 棚倉における商家の土蔵調査 藤田直一
- 「日本の遊び」と伝承教育 遠藤宣雄
民俗短信
- 死後と霊 佐藤次郎
『福島の民俗』26号 1998年3月
※残部僅少
- シズイネ 和田文夫
- 柳田国男と福島県 岩崎敏夫
- 会津における小作慣行―大正・昭和期の平坦地の聞書と小作慣行調査― 酒井淳
- 雪国の民俗 安藤紫香
- 「埋める」ということ 木口勝弘
- 民俗芸能・民俗行事の復活とその背景―平成の新聞紙上から― 鹿野正男
- 福島県内の祭礼囃子の源流(11)―聖天と昼スギナリ― 相原達郎
『福島の民俗』25号 1997年3月
※在庫なし
- 三本鍬 和田文夫
- ふいご祭りと祭神 佐藤次郎
- 馬市と盛り場 野沢謙治
- 近代における村落共同体の郷蔵―会津の備荒設備の経緯― 酒井淳
- 福島県下における「信州石工」 木村博
- 福島県内の祭礼囃子の源流(10)―太鼓台の変遷と分布― 相原達郎
- 忘られてゆく民俗用語 安藤紫香
民俗短信
- 郷土玩具 スイトン 鹿野正男
『福島の民俗』24号 1996年3月
※在庫なし
- 千本杵 和田文夫
- カラムシ紀行 滝沢洋之
- 南会津西山岳信仰の跡 安藤紫香
- いわきの餅 吉田博令
- 福島県内の祭礼囃子の源流(9) 相原達郎
- 堰水番 鹿野正男
『福島の民俗』23号 1995年3月
※在庫なし
- 天水桶 和田文夫
- 相馬地方の溜池について 鈴木清
- 福島県新地町における講と産育の習俗 岩崎真幸
- 「産む者」の子産み習俗―相馬郡新地町の事例― 合原香須美
- 奥会津の木羽屋棟梁 安藤紫香
- 囲炉裏 吉田博令
- 一枚の「手控え」から 鹿野正男
- 福島県内の祭礼囃子の源流(8) 相原達郎
『福島の民俗』22号 1994年3月
※在庫なし
- おんばさま信仰再考 山口弥一郎
- 幻を追う 和田文夫
- 民俗芸能における「地域」・補遺 橋本裕之
- 歌舞伎衣装とその背景 安藤紫香
- 近世南山御蔵入農民の常食 酒井淳
- 福島県内の祭礼囃子の源流7 相原達郎
- 福島県における鎌倉権五郎伝承 木村完三
資料紹介
- 岩谷 巌覚書 岩谷浩光
書誌紹介
- 清水浩昭『高齢化社会と家族構造の地域性』 和田文夫
『福島の民俗』21号 1993年3月
- 小さなつぶやき 和田文夫
- 柳田先生の思い出 岩崎敏夫
- 入会林野の利用態様 酒井淳
- 祭祀にみる信者の動向 佐治靖
- 神楽芝居 鹿野正男
- 彷徨う霊魂 三瓶源作
採訪レポ
- 小野川湖底の墓碑 安藤紫香
書評
- 岩崎敏夫『民俗調査の細道』 和田文夫
- 只見町文化財調査報告書『奥会津布沢木地師の軌跡』 鹿野正男
- 菅野康ニ『屋根葺き職人の出稼ぎ』 滝沢洋之
- 夏井芳徳『ハマナスが消えた』 和田文夫
- 岩本由輝『柳田民俗学と天皇制』 和田文夫
『福島の民俗』20号 1992年3月
- 小さな提言 和田文夫
- 摺上川の流し木 秋山政一
- いわきの伝統芸能 吉田博令
- 伝承と史実 三瓶源作
- シンメイ巫女の巫俗伝承 佐治靖
- 雷神信仰―雷の正体余聞 岩谷浩光
- 夫のくせやみ 安藤紫香
採訪記・民俗短信
- サイの神と藁人形 佐々木長生
- 伝統の旗持ち入学式 岩谷浩光
書評
- 神田賢一『木地師三代』 安藤紫香
- 只見町教育委員会編『図説会津只見の民具』 和田文夫
- 鈴木貞夫『福島の歴史地理研究』 和田文夫
『福島の民俗』19号 1991年3月
※在庫なし
- 安積・安達・田村三郡の神識神楽 相原秀郎
- 夏井川下流の十九夜様と庚申様 吉田博令
- 布沢山・綱木木地師の跡をたどりて 安藤紫香
- 木摺臼製作聞き書―福島県山都町藤巻小椋徳一氏― 佐々木長生
書評
- 紙谷威広『キリシタンの神話的世界』 吉田博令
民俗短信
- 三月節供のお礼餅 鹿野正男
『福島の民俗』18号 1990年3月
- 民俗学における中央と地方 和田文夫
- 流送に使用した工作物 安藤紫香
- 胡桃沢の神風講 鹿野正男
- いじめられる地蔵様 秋山政一
- 二本松系祭礼囃子の源流(6) 相原達郎
民俗短信
- 花園の向こうから呼ばれた話 和田 文夫
書評
- 増田昭子『粟と稗の食文化』 山口 弥一郎
- 半沢卯右衛門『天鏡湖の船頭一代』 鹿野 正男
- 明和公民館『むらの思い出』 和田 文夫
『福島の民俗』17号 1989年3月
- 福島県の田植踊について 岩崎敏夫
- 私の民俗学方法論構想 山口弥一郎
- 福島県内の藁人形 佐々木長生
- こどもの遊び 秋山政一
- 大衆芸能を演じる人々 鹿野正男
民俗短信
- 鵜沼家の「カマ神」 和田文夫
書評
- 橋本武『民俗探訪―心意を求めて―』 鹿野正男
- 三瓶源作『ふるさとの暮らしと民俗』 和田文夫
- 三瓶源作『口語 会津風俗帳(年中行事編)』 和田文夫
『福島の民俗』16号 1988年3月
※在庫なし
- 奥会津の橇と春木山 安藤紫香
- 福島県内における火伏せの呪物―男根・女陰の呪物奉納について― 佐々木長生
- 石の信仰 山本明
- 会津萬歳師聞き書 鹿野正男
民俗短信
- 沖縄のつわり話 和田文夫
- 「話者の碑」建碑 橋本武
書評
- 白沢村『白沢村史(旧村沿革・民俗編)』 田母野公彦
『福島の民俗』15号 1987年3月
- 両墓と単墓 和田文夫
- わらべ唄雑記 秋山政一
- 高倉宮御由来記の研究(2) 杉本壽
- 星文吉翁 私の人生歴 星ハルエ/野沢謙治
民俗短信
- 伝説は生きている 鹿野正男
書評
- 会津民俗研究会編『会津の民俗』合本第一集を読んで 岩崎敏夫
『福島の民俗』14号 1986年3月
※残部僅少
- 東北地方の民俗学研究動向 岩崎敏夫
- 高倉宮御由来記の研究(1) 杉本壽
- ワカの巫俗伝承―南会津地方のワカ成巫過程を中心として― 佐治靖
- いわきの地蔵遊び 吉田博令
- 続マタギ文書―木地師の系譜に触れて― 菊地成彦
- 民俗聞書きの断面(頭は使いよう) 橋本武
民俗短信
- クセヤミ 和田文夫
書評
- 小野町『小野町史(民俗編)』によせる 和田文夫
『福島の民俗』13号 1985年3月
※在庫なし
- 会津大沼郡初瀬川家の系譜 杉本壽
- 吾妻山白鳳寺と焼金祈祷 秋山政一
- 「南郷さしこ」について 安藤紫香
- 平沢寺経塚出土の陶製外筒について 木口勝弘
- 双葉郡の火祭り(2) 佐藤俊一
- 二本松系祭礼囃子の源流(5) 相原達郎
- 三春町南部のタウネ習俗 明珍健二
民俗短信 和田文夫
書評
- 福田アジオ・宮田登編『日本民俗学概論』 柳沼亮寿
『福島の民俗』12号 1984年3月
※残部僅少
- 柳田國男の“日本的なるもの”にひそむ西洋の影 岩本由輝
- 請戸川流域の火祭り 佐藤俊一
- からむし産業を支えるもの 菊地成彦
- 麦と牛について 佐々木長生
- 二本松における祭礼囃子の源流(4) 相原達郎
民俗短信・採訪メモ
- クセヤミの話 和田文夫
- 刀を差したわら人形 岩谷浩光
- 太々神楽役付 鹿野正男
- 作物名のつくまつり 橋本武
- 作まつり 黒沢保吉
- 作物まつり 佐々木長生
- 福島県祭礼神事資料(下) 藤田定興
書評
- 福島県老人クラブ連合会編『福島県のお年よりが書いた生活の知恵』 三瓶源作
『福島の民俗』11号 1983年3月
※在庫なし
- 木地師村落の法構造 杉本壽
- マケと組合 山本明
- またぎ考 菊地成彦
- 二本松における祭礼囃子の源流(3) 相原達郎
- 蚕祖神漫歩 三瓶源作
- 伊豆諸島の改葬に関する概報 明珍健二
民俗短信・採訪メモ
- のろい 和田文夫
- 高清水の鳥追い 佐々木長生
- おしんめいさま 岩谷浩光
- 郡山宿中町の屋台 鹿野正男
- 祭礼囃子の笛の調子について 相原達郎
- 福島県祭礼神事資料(中) 藤田定興
博物館めぐり
- 三春町歴史民俗資料館
『福島の民俗』10号 1982年3月
- あとをつぐ者として 和田文夫
民俗短信 特集
- 採訪で気がついたこと 安藤紫香
- マタエンバ供養塔 岩谷浩光
- 採訪短信 遠藤輝之助
- 船引町周辺の民俗寸描 鹿野正男
- エボ神様 黒沢保吉
- 無題 佐々木長生
- 大蛇と河童が共棲しなかった請戸川 佐藤俊一
- 熊坂六郎兵衛家諸祝品受納帳から 三瓶源作
- 磐梯山の雪形 橋本武
- 白河地方の民俗散見 真船鈞寿
- 身辺雑記 和田文夫
- 川前の年中行事(下) 吉田博令
- 二本松における祭礼囃子の源流(2) 相原達郎
- タガラ考 佐治靖
- 野尻郷のからむし栽培 菊地成彦
- 新宮城跡出土の中世民具 柳内寿彦
- 沖縄の御嶽を訪ねて 岩崎敏夫
- 福島県祭礼神事資料(上) 藤田定興
博物館めぐり
- 相馬市教育文化センター博物館
書評
- 佐藤俊一『村の野仏たち』 和田文夫
- 保原町『保原町史民俗編』 橋本武
- 安藤紫香『こんな暮しがあった』 佐々木長生
『福島の民俗』9号 1981年3月
※在庫なし
- 福島県の民俗学研究の発達と今後の課題 山口弥一郎
- 羽山ごもり神事の忌みことばについて 秋山政一
- 民具製糸器械から見た信達製糸史 三瓶源作
- 『会津農書』にみる調製選別用具 佐々木長生
- 蛇沢の庚申祭 鹿野正男
- 両墓制から単墓制への一事例 明珍健二
- 川前の年中行事(上) 吉田博令
- 二本松における祭礼囃子の源流(1) 相原達郎
- 神明調査中間報告(4)
博物館めぐり
- 二本松歴史資料館
書評
- 『三春町史』民俗篇によせて 秋山政一
- 儀礼文化研究所編『日本歳時事典』 佐藤重孝
『福島の民俗』8号 1980年3月
※在庫なし
- 通過儀礼の意義 岩崎敏夫
- 原釜の漁師 山本明
- 火伏せの習俗 鹿野正男
- 道の記・南欧 田母野公彦
- 砂子原のセンドムシ 佐々木長生
- 手のくぼ・茶のこ 橋本武
博物館めぐり
- 南郷村立南郷民俗館
書評
- 猪苗代町『猪苗代町史・民俗編』 安藤紫香
- 橋本武『磐梯山南郷の民俗』 三瓶源作
- 岩崎敏夫『柳田國男の分類による日本の昔話』 田母野公彦
メモ帳から
- 鰹の塩引 和田文夫
- “祭り”はなぜ重要か 木口勝弘
- 山ノ神あれこれ 吉田博令
『福島の民俗』7号 1979年3月
※残部僅少
- 飯野八幡の「おしおごり」 和田文夫
- 福島県内の手漉き和紙 村川友彦
- 滝の太神楽 古川明
- 台湾の旅印象 岩崎敏夫
- 小正月の昭和村を行く 滝沢洋之
博物館めぐり
- 石川町立歴史民俗資料館
書評
- 懸田弘訓『ふくしまの祭り』 岩崎敏夫
『福島の民俗』6号 1978年3月
※在庫なし
- 年中行事の意義 岩崎敏夫
- 福島県における草屋根葺き慣行 菅野康二
- 方言談義 遠藤輝之助
- ネパールのチラウラで見た葬儀 金崎佳生
博物館めぐり
- 須賀川市立博物館
- 「柳田国男先生の紀行の道」建碑
書評
- 石川純一郎『田島町史 第四巻 民俗篇』 大迫徳行
- 和田文夫『いわきの民俗』(上) 田母野公彦
- 会津民俗研究会・北塩原民俗誌刊行会『裏磐梯北塩原の民俗』 鈴木清
『福島の民俗』5号 1977年3月
- 民俗採録と民俗学研究 山口弥一郎
- 民俗地図上の断層 橋本武
- 奥会津の木地師 菊地成彦
- 千体仏信仰について 藤田定興
- 上行合の人形芝居 佐藤健太郎/鹿野正男
- 上麓山のコジラ講 山本明
- 神明調査報告(3)
博物館めぐり
- 開成館民俗資料館
書評
- 岩崎敏夫編『磐城岩代の伝説』 田母野公彦
- 草野日出雄『いわきの伝統』(写真集)
- 草野日出雄『いわきのくらし』(写真集)
- 草野日出雄『いわきの藁の民俗』(写真集)
- 草野日出雄『いわきの講と野仏』(写真集) 氏家武夫
- 室井康弘『会津田島祇園祭』 懸田弘訓
- 会津民俗研究会・北塩原民俗誌刊行会『裏磐梯北塩原の民俗』 鈴木清
『福島の民俗』4号 1976年3月
※在庫なし
- まつりと日本人の精神構造 堀一郎
- 会津の製蝋 渡部圣(つとむ)
- 明治以降宗教史における民俗学的一私見 木口勝弘
- 呪術に憑かれた人々 大越大雄
書評
- 相馬市『相馬市史3 民俗・人物編』について 山口弥一郎
- 橋本武『猪苗代湖畔の民話』 山本明
- 国学院大学説話研究会編『会津百話』 相馬胤道
博物館めぐり
- 奥会津地方歴史民俗資料館
『福島の民俗』3号 1975年3月
※在庫なし
- 妖怪の発生 今野圓助
- 郷土研究の真義と方法 山口弥一郎
- 八葉寺と納骨信仰 岩崎敏夫/藤田定興
- 農村の休み日についての考察 酒井淳
- 水かけ論 橋本武
- 安佐野の万歳 浅見高由
- 蚕の俗信 三瓶源作
- 神明調査中間報告(2)
書評
- 会津民俗研究会編『大川ダム建設に伴う水没部落内の物件・習俗等の生活実態調査報告書』 秋山政一
- 岩崎敏夫編『東北民俗資料集』(一)~(三) 和田文夫
- 片平幸三『ふくしまの民話』 木口勝弘
- 岩崎敏夫『柳田先生と私の細道―東北の民俗文化』 田母野公彦
- 山本明編『鬼の子小綱』 相馬胤道
- 石川純一郎『会津舘岩村民俗誌』 大迫徳行
- 『河童の世界』
博物館めぐり
- 福島県文化センター・歴史資料館
『福島の民俗』2号 1974年3月
※在庫なし
- 柳田国男論 岩崎敏夫
- 労働慣行の一考察 橋本武
- 今も残る会津の三和土 鷲山義雄
- 「氏神さま」について 大迫徳行
- カラスと民俗 田母野公彦
- 養蚕に於ける模倣呪術としての諸行事 三瓶源作
- 氏神様のゆくえ 秋山政一
- 神明調査中間報告(1)
書評
- 岩崎敏夫『会津八葉寺木製五輪塔の研究』 秋山政一
- 橋本武『猪苗代湖北民俗誌』 岩崎敏夫
- 岩崎敏夫『日本の民俗(福島)』 大迫徳行
- 会津民俗研究会編『会津の傳説』 木口勝弘
- 福島県教育委員会編『福島県民俗分布図』 岩崎敏夫
- 石川町・玉川村・平田村教育委員会刊『千五沢の民俗』 橋本武
博物館めぐり
- 会津民俗館
福島県教育委員会による民俗関係事業
『福島の民俗』創刊号 1973年2月
※在庫なし
- 柳田民俗学の再認識 岩崎敏夫
- 民俗学と関連学の限界 山口弥一郎
- 星と馬 岩崎敏夫
- 馬と臼と餅 山本明
- 村と民間信仰 石川純一郎
- 出し合い講 橋本武
- 養蚕守護の神様・仏様 三瓶源作
- おしんめいさま聞書 鹿野正男
- 鳥獣除けと封じ込めの習俗 遠藤輝之助
書評
- 山口弥一郎選集『日本の固有生活を求めて』 和田文夫
- 橋本武『猪苗代湖南民俗誌 続編』 岩崎敏夫
- 木口勝弘『南奥の歴史と民俗』 田母野公彦
- いわき市『いわき市史』第七巻(民俗) 夏堀謹二郎
- 南郷村教育委員会『奥会津南郷の民俗』 大迫徳行